ハセツネCUPの舞台裏【前日編】
コンチワっす、はりゆうです。
ちょっと育児疲れが出てきてるみたいですw
日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)ボランティア記録(記憶w)
なんといっても拘束時間が長い!この一言に尽きます。
大会前日(11/6)の17:00より受付が開始され、交通費の精算用紙に記入したり諸々の手続きをします。そのあと控室に荷物を置けと指示されるままに移動すると、その部屋には既にブルーシートが敷かれており「タコ部屋」になりそうな様相を醸し出している。
すでに壁際は早めに来たひとに占領されている!
ワタクシも辛うじてブルーシートでぐるぐるに養生されているピアノの横に陣取れました。それから、どんどん人が増えギュウギュウに(驚)
まさか?ここで寝ろってことなのか?? と、ちょっと戦慄が走ります。
隣の講堂で説明会が始まるとの事で移動します。
事前に送られていた役割ごとに判分けされており、座る位置をおおまかに指定されていました。なので、座ったあと近くには同じ担当の人だと名札で確認できたので説明が始まる前に軽く挨拶ができました。
受付時に配られた冊子をもとに説明が始まりました。
なんか立派な本だとか、洗練された備品、体系立てられたノウハウに大会の歴史と伝統の重みみたいなものを感じ身が引き締まります!!
共通している大まかな説明事項について解説がおわり、協賛品をみんなに分けるという事で「じゃんけん大会」が始まりました。
こういうのにはあまりノリ気になれない…。なんかね~、めぐんでもらう感っていうか、こういうの苦手なんです。結婚式の2次会なんかでも、、、(ゴメンナサイ)。
で、自分の担当する配置について冊子の説明を読んでいました。
伝統?のはず…が、ところどころで ん?ってなる。
とにかく、て、に、を、は、が滅茶苦茶で混乱する。
2班が合流するような役割の部分については、いったい?どっちの班の説明なのか?分からない。しかも指定している名詞の表現が説明箇所によって微妙に違うので意図しているのか?不安になる。例えば、金毘羅と金比羅みたいな違い。
結局、このあたりの説明がないまま終了してしまいました。個々の読解力で忖度していくしかないようでした。でも、各班のリーダーに抜擢されている人はベテランっぽい感じで運営者の人達ともツウツウな感じでしたので、きっとリーダーに従っておけば あとは流れるように進んでいくはず!なんたって歴史と伝統が裏打ちされているのですから!!
そう思って、寝ることにしました。
荷物置き場に戻ってみると、先ほどのごった返している様子はなく 適度にまばらな感じに。
館内をウロウロ見学してみると、廊下のソファーに寝袋を広げてベットにしている人や、荷物倉庫にスペースをつくってプラベートを確保している人など、常連の人たちは上手い具合に寝床を確保していました。
まぁ、ワタクシもヒト一人分ぐらいの隙間を開けられる程度のスペースが空いたので特段不満もなく、この日の為だけに購入した寝袋(1,200円)を拡げました。
周りの人たちは缶ビール片手に懇親を図っているようでした。そんな様子をボヤっと見ていたのですが、よく見ると隣に陣取っているひとが着ているTシャツがTrippersのモノでした。急に親近感を覚え、ベラベラと話しかけてしまったのですが、山屋さん独特の臭いというかコミュニケーション能力で上手くワタクシを受け入れてくれました。
(こういうのって、ホントに’山’のヒト特有の能力だと思います)
あっというまに消灯時間になりました。
枕が変わるとナカナカ寝付けないタイプなのですが、蒸し暑さも加わって眠りに落ちるまで時間がかかりました。それでも、ようやくウトウトしていると…
膝のあたりにガサガサした感触が!!
ヒィ!ってなって飛び起きると
消灯時間には荷物だけポカンと置かれていたスペースにマットが敷かれ、どうやらそこで寝ていた人の寝相が悪くゴロゴロ転がってワタクシの足元まできて止まったようでした。
はじめは、足先でちょんちょんと軽く触れるとアッチを向いて若干スペースを空けてくれるのですが、もとの自分のマットまでは戻れず、数分するとまたワタクシの膝をガサガサしてくる。おもいきって肩をさすって起こそうと試みるも、酔っ払っているようでビクともせず。。。 いい加減 腹が立ってきて、けっこう強めに蹴ってみたりしてもお構いなしでした(汗)。
とりあえず、眠れないのでトイレへ
窓には光に引寄せられた大量のカメムシが、ガラスにばんばん突進してました。
よっぱらいを撃退するため、一瞬カメムシテロを思い立ちましたが被害規模が尋常ではなさそうでしたのでヤメておきました。
そうして、ほとんど眠れないまま大会当日の朝を迎えました。