はりゆうの暗(あん)闇(あん)散歩

何が目的?どこへ向かう?夜中に犬散歩していて、ふと 思った気まぐれブログです!

まじめに不まじめ…ハッスル!!

日曜に参加した 多摩川源流トレイルランについて、ちょっとだけ



そもそもエントリーしたキッカケは ひとえに昨年参加したら楽し苦しかったからで、、このレースの出来具合は自分の成長みたいなものを感じられるだろうなぁ という思いだった訳なのですが。。


エントリーした後に、お世話になっているトレランチームの練習会が前日に予定されていることを知りました。



この時点でタイムどうこういうのは諦めました。ただ、ロードでもそうなんですが 目指す先にある なりたい自分像っていうのは 速いランナーではなく 強いランナー っていうのがあって DNSという選択肢はないのが基本的に大前提。


なので、いよいよ来月にと迫っている 今年最大の目標であるハセツネCUPに向けた 長時間活動する練習という位置づけ と、考えましたが


モチベーションが上がるものではなく

テンション⤵︎⤵︎⤵︎下がりきってました。



そんなおり、木曜ナイトに参加しているグルランの常連仲間がトレランにチャレンジしてみるため大会にエントリーしたという情報を耳にしました。


詳しく聞いてみると、なんとそのエントリーした大会が多摩川源流トレイルランだったのです。



この お仲間さんは、昨年の夏頃からグルランに顔を出され始め、、最初の頃は日常的に走る習慣がないところからのスタートだったので辛そうでしたが

今では めっきり常連です。


身長も体重も同じくらいでしたので、走る世界では少数派! 親近感湧きまくりで すぐに懇意にさせてもらってました。。



そんな彼が チャレンジするんだったら トレランって面白い!って思って貰えるようサポートしよう。そんな風に考えると あれだけ気持ちが上がらなかった大会が 少し待ち遠しく感じられるようになりました。



クルマがなく、会場までの交通手段で悩まれていたので 自宅から会場までの

移動も含めた 全面サポートです。


当日は朝6時に お迎えに行き


会場に到着したのは8時くらいでした。


駐車場に停め、参加Tシャツをもらったあとは会場をブラブラしたりトイレに行ったりして時間を潰していましたが ワタクシ自身 前日の疲れが気を抜くと恐ろしい勢いで押し寄せてくるので 駐車場に戻ってクルマで寝ることに。


そんなこんなしていると、あっというまにスタート40分前くらいになったので、スタート地点へ向かうことにしました。


そういうば、この駐車場へ戻る前に全力さんとヨガのカナ先生に会えました。


昨年のこのレース中盤の気持ちよく走れる区間で割りと長い時間 絡んだ そんな楽しい思い出がある 横浜の全力さんでしたが どうやら無気力さんだったそうです。


カナ先生とスタート前に写真を撮ろうと約束していたので、、探しながらスタート地点へ向かっていたのです。



ですが、、、



ほぼ最前列に並んでいるチームメイトに呼び止められ、なんとなく流れでその位置からスタートすることに。


総合優勝した川崎選手の3つほど後ろ


手を伸ばせば届く位置です。





スタート直後は予想通り 速い!速い!


下り坂も手伝っているので お仲間もビュンビュン飛ばします。


多分 登りに入ると このまま走り続けれないだろうと踏んで 自由に攻めもらいました。


最初の林道区間は道幅もそこそこあるので、まだ殺気立たれたりしないだろうと思うものの、、なるべく端に寄って抜いてもらいやすく誘導していましたが、、休憩でストップさせないように励まし続けます。



松姫峠までの最初の登り坂までは 前とスペースが若干開くこともありましたが、休憩することなく登りきれました。



さぁ いよいよ トレイルの走れる区間だ っていうところで 足に攣り気を感じると 弱気な雰囲気に。


せっかくのふかふか極上トレイルなので いったん歩きを交えながら アミノ酸を手渡して、回復に努めてもらいました。


これが功を奏したのか、力を取り戻したらしく しばらくは軽快に走っていたのですが、、



根っこに躓き、転倒 (*´Д`*)


その反動で足が本格的に攣ったようで地面に倒れたまま悶絶。


足を伸ばすべくサポートするのですが、コースを遮るように倒れているので後続ランナーに迷惑な状態。。から

いち早く、コース脇へ引きずって移動させました。


痛い!痛い! と、人を鬼みたいにいうので 通り過ぎて行くランナーさんたちは 次々に心配されていました。


少し回復したようだったので 止まってしまうことよりも とにかくゆっくりでもいいので進むことを優先してもらうように励まします。


行きの車中の会話で、こんど田舎で同窓会があるので 50歳を前にして新たなことに挑戦!ということで トレランを完走したと旧友に報告したい。と意気込んでいたのを聞いていたこともあり、、


この大会の制限時間である4時間30分は少しキツイかな?とは正直思いましたが、、最終関門さえ越えられたら 記録証は出してくれるだろうと考えていました。



第2関門を 制限時間4分前に過ぎたものの、林道区間のわずかな登り坂も休み休みの状態に。。



ここに来るまでの第2関門 手前のぬかるんだ下り坂は とっくに終わってしまっている脚には地獄のような感じでした。




とうとう、最後尾のランナーが歩いて来ました。

あとを見守っているスイーパーさんは さながら老人の散歩に付き合う介護スタッフの様相です。


我々はついに最後尾となってしまいました。



なんとか第3関門まで到達したかったのですが、、この状態でぬかるんだ下り坂をもう一回は無理かな と苦渋の提案したところ、、本人からも林道を戻る方が 安心だと申し出され、引き返すことに。。


一緒に引き返してワタクシもリタイアしようと考えたのですが、お仲間の悔しそうな顔を見ていると、、、


これで僕までリタイアしてしまったら この人の心に傷を負わせてしまう。



そんな思いが湧いてきて



見てて。こっからでも、ゴールできるんだよ。体重が90キロ超えてたってゴールできるんだつーところを!!



ってことで、ここからは一人旅。




めっちゃ真面目に走りました。



第3エイドでは 食べさせてあげたかった巨峰を一掴み ザックにしまい込みました。



おまけのタイムだと意味がないと思い、、、最後の激坂も歯を食いしばって登りました。







帰りの車中。



もう少し距離が短めで制限時間の緩い大会に出てみることなんかを提案してみましたが、、



オレ、つらい思いしたくてトレランするじゃないから。




そう返されました。








そうですよね。


人それぞれ、走り方は自由なはず。






いろんなことを学んだ週末でした。

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