(_ _).。o 板橋Cityマラソン【ゴール編】
コンチワっす、はりゆうです。
久しぶりの雨で、土が喜んでいるような気がします。降雨前、昨晩の暗闇散歩は筋肉痛との戦いでした。引っ張られてブレブレの様子です。
板橋Cityマラソン回想の続きです。
金曜日に取引先のサブ3ランナーさんと偶然話す機会があり、何とお互い板橋Cityマラソンに出走することが判明しました。当日予定している服装を確認すると、これもお互い鹿の被り物をしていることが判明(笑
折り返し手前のスライド区間は反対車線を走るチョッパーを注意深く観察。お互い見つけることができエール交換した時にはテンションが最高潮でした。
折り返し後も団子状態の人垣を縫う作業が延々と、、、、orz
やっと26,7kmぐらいでようやくバラけ出したと思ったら、覚悟していた向かい風が容赦ない感じでビュービュー吹き荒れてました。
コレだったら人垣で走っていたほうが良かったかな?と思いながら、落ちていくラップを必死に食い止めようと躍起になってました。
と、ここまではスタート時に手に持っていたペットボトルのポカリスエットと前日にゼッケン裏に貼り付けておいた塩タブだけでしのいでました。
33km附近でそれは突然訪れました。
モモ裏が雑巾絞りのように絞り固められる!うわっ!と思った瞬間、立ち止まっていました。ヨロヨロと歩いてみると、また攣りそうな予感が、、、ゴールまで辿りつけるのか?不安になりながらも少しジョグってみて様子をみました。ふくらはぎで走る分にはなんとかなりそうだと判明し、速度を落として巡行再開しました。
周りも同様に脚を失ってスピードダウンしているようで、結局はまた抜いていく作業を再開した感じになりました。
35kmぐらいの給水所附近で、路の中央部なのに突然立ち止まって水を取りに行こうとする人と接触しそうになり、躱した瞬間再びモモ裏が痙攣し、止まってしまいました。
完全にガス欠です。
くそ〜と思いながら、ふとウィダーを持っていることに気付きました。走りながらは飲みづらいですが、止まっている今なら簡単に飲めるじゃん!しかも、今まで重たい思いして何で大事に持っていたんだろう?と自分に腹が立ちながら、2個まとめて飲んでやりました。
また、フラフラ走ってみると何とかなりそうな感じ!でも、フォームは恐ろしヒドい状態に!例えるなら、オシメにウンコした赤ちゃんが気持ち悪くて歩きにくそうにしている感じです。(汗
ウンコを漏らした感じで走っていながらも、ガーミンが示すラップはキロ530台だったので、まー4時間はかからないで行けるだろとそんなことを考えてしまうと、モモ裏がヒクヒクし出す。。。
タイムなんて気にしない!俺はジョガーだ!と思うと身体が少し軽く感じられました。
完走設定タイムを目標に持っている人はこの精神状態との戦いもあるんだなぁ〜って、ちょっと分かったような気になりました。
半泣きになりながらもヨボヨボ走っていると、38kmぐらいの土手に女神が!いました。女子マネ(カミさん)は自転車を漕ぎ漕ぎしてこの地点で撮影していたらしい。
取引先の人がいることも話していたので、撮影できていました。
さすがに速いランナーは人がまばら。
一方、ワタクシの通過時点では。
この中にウンコを漏らしたような走りをしている人がいます。(笑
気力を失ってからの数kmは恐ろしく長いと、いろいろな先輩ランナーから聞いてましたが、女子マネが土手沿いを並走しているのが横目で常に確認でき、練習の時に並走してもらったことを思い出す感じで勇気付けられ続けたからか?苦しいとか、辛いといった感覚はありませんでした。
水門附近で女子マネから水を受け取り給水!生き返りました。もうゴールだ!
最後の給水所附近で同じTシャツをきて沿道で応援してくれている人がいたので、テンションが上がってハイタッチ!調子にノリ過ぎたようで、また攣ってしまい立ち止まってしまいました。
もう調子には乗りませんと神様に誓って、ゴールまでは無心で行きました。(汗
携われた方々、公式、非公式にかかわらずサポート下さった皆様に感謝しております。
素敵な初マラソンを経験させて頂きました。この場で御礼申し上げさせて頂きたいと思います、有り難うございました。
シャーベットを頂いたあと、ヘロヘロで段差を登って女子マネのところへ。
一番に感謝を伝えようと思いましたが、恥ずかしいやら、情け無い状態やらで言うと泣いてしまいそうだったので、、、
デヘっ と、お茶を濁すことに(ノД`)
駐車場まで一緒に行き、乗り込む前にコンビニで軽食を調達!
ここで、悲劇が訪れました。
数年前、発作性頭位目眩症という病?で救急車のお世話になったことがあったのですが、それ以来予兆があれば深く落ちないように気をつけていました。
ところが、コンビニの水道で顔を洗おうとした瞬間、グラグラっと、ヤバいと思いましたが、マラソン後で身体が弱っていたからか、久しぶりに深いところまで行ってしまい、世界がぐるぐる回り出してしまいました。
あとは魔物との戦いです。
翌日、あんなヒドい目にあったマラソンを今後も続けるかぁ?と思いました。
ところが、某鹿団のスタッフ活動からの道すがら、車内のラジオからドリカムの"何度でも"が流れてき、何気なく聴いていたのですが自分が泣いていることに気付きました。
やっぱり悔しかったのか?自分は、、、
カッコよく走れたら、その時こそ女子マネに感謝の言葉を華麗に述べたいと思います。